第13回日本ボバース研究会学術大会

【ポスターデータ】

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【主催事務局】
一般社団法人
日本ボバース研究会 事務局

大阪市城東区森之宮2丁目1-88
森之宮病院内
メールアドレス:
congress24@bobath.or.jp

ご挨拶

学会長挨拶

第13回日本ボバース研究会学術大会
学会長 木瀬 憲司

謹啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

 平素は格別のご配慮を賜り厚く御礼を申し上げます。さてこの度、第13回日本ボバース研究会学術大会を、2024年7月27日(土)28日(日)の2日間の日程で対面方式にて開催させていただくこととなりました。

 この数年間は、感染症対策として対象者への関わりの制限や、対面での講習会や研修会の開催の開催を制限せざるを得ない状況となりました。しかし少しずつ現状は変化してきています。我々の所属する日本ボバース研究会は、2010年に一般社団法人を取得し同年に研究会主催の学術大会をスタートさせました。この何年かはコロナ禍の影響で一度の中止を経て第10回、11回、12回はWEB開催となりましたが2024年度開催予定の13回大会は対面形式の開催へと再び元ある形へとかじを切り直します。

 今回の学術大会のテーマは「こころ、前へ」としコロナ禍で止まっていた多くのものを再び動かし始めるきっかっけの学術大会にしたく思っています。ボバース夫妻が提唱しボバース概念の核となっている「全人的アプローチ」は科学的根拠の発展やセラピストの仮説検証の繰り返しにより洗練され変化してきています。今回の学会では、対面で討議し臨床での思考を再認識する機会とし「やむを得ず止まってしまった時間」を再び動かし始めるための有意義な2日間にしたいと思っています。会員の症例報告においては学会テーマ同様、こころを前にすべく日常の臨床活動を報告し、再び動き出すきっかけとなる演題を発表していただき、活発なディスカッションが行えることを楽しみにしています。これらの一般演題に加え特別講演では紀伊克昌先生(国際ボバース・シニア・インストラクター)に「近代ボバース概念(CBC)にいたる変遷とボバースセラピストへの提言」といったタイトルでコロナ禍においても臨床場面にて発展しつずけた近代ボバース概念(CBC)というコンセプトに加え実践場面で展開されている「愛護的ハンドリング」という考え方をお話していただく時間にさせていただきたく思っています。

 また二日目の高草木薫先生(旭川医科大学附属病院)からは「ヒトの歩行における神経システムの特徴」というお話を通じて先生の最近の知見や臨床にむけてのお話と臨床場面への提言をいただき有意義な話を伺える時間となるものと期待しております。

 暑い時期の大阪での開催にはなりますが多くの方のご参加をお待ちしています。

 末筆ではございますが、皆々様のご健康とご発展を祈念いたします。

謹白

【主催事務局】
一般社団法人
日本ボバース研究会 事務局

大阪市城東区森之宮2丁目1-88
森之宮病院内
メールアドレス:
congress24@bobath.or.jp

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